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がん拠点病院相談支援センター (岩本ゆり)

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昨日は箱根にて、某企業の研修会で医療コーディネーターに関する講演を行いました。

講演では、乳がんの患者会ブーゲンビリアの内田絵子さんとご一緒しました。内田さんの研究テーマの一つは、がんの相談業務。その関連で、昨年・今年と東京のがん拠点病院における相談支援センターを覆面で調査したそうです。その中で、建物が古いけれど、東京一光っているナースがいた拠点病院があったとのこと。そのナースの素晴らしさは、相談室に案内されてすぐに言われた言葉ににじみ出ていた、と内田さんは語られていました。

その相談室のナースは、「私はこの相談室が、患者さんが安心して泣けるような場所にしたいのです」と言ったそうです。

私は医療コーディネーターとして患者さんのご自宅に伺い、家族を交えて相談に乗る時一番大切にしていることがあります。それは気持ちを解放すること。その場に居合わせた全員が本年で語り合い、これまでの辛さを吐露しあい、お互いが同じ方向を向いて病気に向きあっていけるようにできたら最高だと思います。泣く、という行為は自分を素にし、相手の心を動かし、次のステージへと進む原動力になります。東京一だと言われた相談室のナースは、きっとそのことを知っているのだと思いました。

そして、内田さんという患者体験者であり、患者会の主催者として大勢の乳がん患者さんの声を聞き続けてきた方が、泣くことの大切さを語って下さったことは、本当に心に残りました。患者さんの声を聞くことは、自分自身の活動への振り返り、そして評価になると改めて思った出来事でした。


posted by 楽患ナース株式会社

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2007年08月25日 14:56に投稿されたエントリーのページです。

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