
がん患者さんの訪問看護中に、「涙が止まらない」「すぐに涙が出る」と涙に関する
訴えがありました。訴えの内容がよく似ており、お一人の方は起き上がると片方の目から、どっと涙が溢れ落ちて着物を濡らしてしまう程でした。その時は理由が分からないながらも、非常に気になっていました。
今回、「抗がん剤治療と眼の症状」(静岡県立静岡がんセンター発行の冊子)を読む
機会がありました。
http://survivorship.jp/eye/index.html
抗がん剤の副作用が眼の症状として現れる、ということは初めて聞きました。
実際、冊子の中の「原因と頻度」という項目にも、「明確なことをお伝えするには、
まだまだデータ不足です」と書いてありました。ただ、涙の中に排出された抗がん剤
が、目の組織にダメージを与えるためではないかと推測されているそうです。
何よりも早期の処置が大切、とのこと。気になる患者さんには主治医へ相談し、必要
があれば眼科受診をする場合があることをお伝えしていきたいと思いました。



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