メディカルタウンの看取りのルネッサンス ?30年後の医療の姿を考える会? 第7回市民公開シンポジウム?

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懇親会の席で中島先生と。5年振りの再会です♪

 

 

2月17日 午後 千駄ヶ谷のJIA日本建築家協会で行われた上記シンポジウムに参加しました。基調講演は、中島医師(国立病院機構新潟病院 副院長)による「喪失から再生への地域ケア共同体へ」でした。私は中島先生をとても尊敬してます。先生の講演は、シャープで、分かりやすく、そして優しいものでした。5年前より今回のほうが深く講義を理解できたように思います。少しは成長したのかもしれませんね。。。

私の中で心に残ったお話をいくつか書き残してみます。

 

?医療は構成概念で成り立っている。 
 絶対的なものではなく人それぞれの見方によって変わるものなのですね。

?患者は常にナラティブを書き換えている。

?喪失体験があったとき、ナラティブの書き換えが良い方向に向かうように支えることが緩和ケアであり、グリーフケアである。

?緩和ケアは、トータルペイン(全人的苦痛)に対応する。

?苦痛は、身体的なもの、社会的なもの、と分けて対応できるものではない。包括的に対応することで緩和される。

?人間の最大の痛みは孤独である。英国では、社会的に孤立している人を優先してケアしている。
 孤独を癒すのは必ずしも在宅(自宅)というわけではなく、それは施設であったり、時には病院だったりするのだと思います。

 

私たちのステーションでは、看取りが近い患者さんの訪問の際、ゆっくりと滞在時間が持てるように心掛けています。

医療保険を利用して伺う訪問看護は、30分滞在しても、90分滞在しても利用料および保険収入は変わりません。経営効率を考えれば、お一人お一人に時間を掛けないでたくさんの患者さんを訪問した方が良いのかもしれません。しかし、私たちはお一人お一人とじっくりと向き合うケアを心掛けています。

中島先生の講演は、構成概念やナラティブという言葉を使って、相手を知ることの重要性を唱えていました。患者さん、そして家族のもつ「物語」「構成概念」を知ることから、緩和ケアは始まります。相手を知り、苦痛の内容を知り、その書き換えを共に行う作業は信頼関係とコミュニケーションを必要とします。そのためには、共に時間を過ごすことがとても重要です。その延長線上に、患者さん自身、そして家族が納得して医療を選択し、そして生き抜くことにつながると感じています。

 

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      楽患ナース訪問看護ステーション 

         http://hn.rnurse.jp

 

 ?在宅緩和(ホスピス)ケアを実践する仲間を募集中?

 

興味のある方は一日見学も受付けています。お気軽にご連絡下さい。

 

  〒123-0843 東京都足立区西新井栄町2-10-16 1

     TEL 03-6806-3920 FAX 03-6806-3921 

 

 

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