春の花と旅立ち

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上の写真は、先日、ご家族皆に見守られ、今にも息を引き取ろうとされているKさんの訪問の帰りに見掛けた三毛猫です。

満開のハナミズキの中で昼寝中。長閑な春らしい午後でした。

 

先週亡くなったMさんは、その当日の最初の訪問時には息苦しさで眉間に皺が寄っていました。

しかし亡くなった、との知らせを受けて訪問した際には、眉間の皺がなくなり、美しい穏やかなお顔になっていました。

エンゼルケアを終えた後もわずかに開いた目と口。まだ何か見たい、何か話したい様子にも見えました。

ご家族と、ケアマネさんと、Mさんの思い出話を朝焼けのリビングで暫くしました。

帰りのご挨拶をするため再度Mさんのお顔を見ると、きれいに目と口は閉じ、まるで微笑んでいるかのようでした。

帰りに見掛けた雪柳が、Mさんのように朝日に輝いていました。

 

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何があっても、自然はのどかに過ぎていきます。

訪問看護を始めて、草花や自然の美しさに目を奪われ、慰められることが増えてきたように思います。