帝京科学大学 講義

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患者中心の意思決定支援」の書籍を出版してから、ご縁が広がっています。

昨年の12月3日には、帝京科学大学2年生の在宅看護援助論?にて「看護師が行う意思決定支援」という講義を一コマ担当致しました。学生は全員で90名。2回に分けて授業を行い、一回の授業で45人の学生とロールプレイをしながら学ぶ形を取りました。

まだほとんど現場に出たことのない学生たちでしたが、ロールプレイは楽しそうに行っていました。話がうまく広がらずに止まってしまっているグループには、先生と一緒に助け船を出...しながら回っていきます。

意思決定を行うためには、生活のこと、金銭のこと、治療のこと、様々な悩みの中から、患者さんが抱える課題を見つけていくのですが、一つの課題に固執してしまうとうまくいかない状況がみられました。スムーズに話が進んでいるグループでは、広い視野でその人を理解しようと語りかけて
いる姿がみられました。

ベテラン看護師であっても、看護学生であっても、「人を看る」という視点を大切に出来るかどうかが看護の質に関わるのだと、学生との授業で実感しました。

授業の後に感想を頂いたのですが、「難しかった」と共に、「楽しかった」「またやってみたい」という感想もあり、とても嬉しい思いでした。

意思決定支援は看護師の非常に大きな役割の一つです。学生の頃からそのことを意識して関わっていく一助になれば幸いです。