腹膜透析:ホームAPDシステム ゆめ

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先日、外泊される70代の方への訪問看護の準備のために、腹膜透析についてバクスターの方を講師に迎え、勉強会を行ないました。自宅で使用するのは、ホームAPDシステム ゆめ。
http://www.baxter.co.jp/index.html

2時間かけて、セッティングから片付け、トラブルシューティングまでじっくりと教わることが出来ました。初体験の感想は、重い液体や多数の作業工程、感染対策など、高齢のご夫婦には正直荷が重いのではないか、という気持ちになりました。

しかし「この作業に慣れて簡単に出来るようになること」が目標ではなく、「説明書をしっかりと熟読し、一つ一つの作業を確実に行なえるようになること」が目標である、と聞いて納得。自宅にいる時間を長く、安楽に過ごすための重要なアイテムであるPD。日常生活の一部としてPDが組み込まれ、困った時の対応や、日常の感染対策など、訪問看護がご夫婦の安心と安全のお手伝いをする。新しい機械だから、と肩肘張らなくても、いつもの看護そのものである、との気持ちになることが出来ました。

新しいことをする時は、看護師もストレスがかかり、不安になるもの。そうした気持ちを払拭するためにも、こうした勉強会は本当に貴重な機会になっていると思います。また、スタッフが「どうやってこの患者さんを支えたら良いか」「こうしたら患者さんが喜んでくれるのでは」という視点でディスカッションしている姿を見て、お互いの信頼が増しました。本当に嬉しかった♪

PDの利用は広がりをみせ、最近では施設での導入や小児にも広がってきているそうです。PDは恒久的なものではなく、8年程で血液透析へ移行するとのこと。この貴重な自宅での生活をどんなふうに思い描いているのか、ご夫婦にお会いするのが楽しみです。