「イベント・セミナー」アーカイブ

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2017年6月3日(土)14:00-17:00 もしバナゲームから考えるアドバンスケアプランニング を開催します!

ACP(Advance Care Planning)=病をきっかけにして、みんなで今後の治療や療養について、あらかじめ話し合うこと、が注目を集めています。

大切な取り組みでありながら、どこから、どう取り組んでいけば良いのかは試行錯誤の段階です。

「もしバナゲーム」は、米国の医師・患者のコミュニケーション・ツールとして作成した「Go Wish game」を Institute of Advance Care Planning(iACP)が日本語に翻訳したものです。

レクリエーションを通して、"縁起でもない話"を気軽に語ることの意味を考えてみたいと思います。

特に医療者がこのゲームをすることで、あらためて価値観の多様性を体感出来るのではないかと期待しています。

前半は、Institute of Advance Care Planning(iACP)のワークショップアドバイザーでもあり、亀田総合病院 緩和ケア認定看護師 千葉恵子さんから、ACPに関して話題提供していただきます。

後半は、「もしバナゲーム」を4人1グループになって実際に体験します。

場所は、九段坂病院(地下鉄九段下駅 徒歩数分)カンファレンスルームとなります。

参加希望の方は、下記内容を記入のうえ、 info@rnurse.jp へ
お申し込みください。?

1.氏名  2.メールアドレス  3.職業  4.所属

〆切を5月22日(月)と致します。

ご連絡お待ちしております!

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『訪問看護と介護』22巻1号(2017年1月号)の特集、「グリーフケアを考える―終末期のケアから、地域への働きかけまで」が発売になりました。

https://www.igaku-shoin.co.jp/journalDetail.do?journal=37611

実際に「グリーフケア」に関連する取り組みに力を入れるステーションとして、 

『「生や死を自分ごととして考える」機会を創出する』というタイトルで寄稿しました。

グリーフケアは、広義には「患者家族への直接的で意図的な支援だけではなく、患者の死の前後に問わず、患者家族の悲嘆の適応過程にとって何らかの助けになる行いのこと」(坂口幸弘氏)と定義されます。

普段の訪問看護の実践から、小・中学校で行っている「いのちの授業」、360度カンファレンスなどの取り組みをご紹介しています。

明日から出来ることを探すきっかけになる一冊だと思います。

第36回 日本看護科学学会 発表

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第36回 日本看護科学学会において一般演題(示説)発表致しました。

「末期がん患者を在宅で介護・看取った家族員の続柄における覚悟の特徴」

大西 奈保子1, 岩本 ゆり2, 島津 ちほ3, 奥宮 暁子1 (1.帝京科学大学医療科学部看護学科, 2.楽患ナース訪問看護ステーション, 3.東埼玉訪問看護ステーション)

https://confit.atlas.jp/.../ev.../jans36/subject/PA-2-17/tables...

昨年から2年にわたり、私たちのステーションで関わらせて頂いたご遺族や近隣のステーションが関わっておられたご遺族の方々へインタビューを行い、その結果を大西先生がまとめて下さいました。お悔み訪問でも語られてこなかった語りが沢山見えてきて、やはり第3者が関わって語りをまとめる作業というのは大切だな、と感じました。発表では、沢山の方が興味を持って下さり、今後の励みになりました。来年以降も引き続き、ステーションとして協力させて頂く予定です。

岩手県看護協会主催 公開講座

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11月24日は、岩手県看護協会主催の訪問看護事業所・医療機関に勤務する看護師の相互研修プログラムの公開講座「がん患者の意思決定支援?治療から看取りまで?」の講師を致しました。

訪問看護師と病院看護師が互いのフィールドで実地研修を終えた後、よくある意思決定の場面の課題を共に考える時間を持って頂きました。課題解決に向けた話し合いをお聞きしていると、互いの得て不得手が分かり、立場の違いを知ることが出来ていたり、新しい知見を得られていたり、と、とても実のある時間になった様子でした。今後、自分の今いる立場で出来る相互連携に繋がっていくことと思います。

講義の後はFBで推薦して頂いた盛岡駅近くの光原社へ。喫茶店でコーヒーを飲みながら木漏れ日に輝く紅葉を眺めるという贅沢な時間を満喫して帰路に着きました。束の間の夢のような気分転換でした。

ヘルパーに必要な医療知識 研修実施

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11月22日は「ヘルパーに必要な医療知識 ?終末期ケア?」というタイトルで、城北介護センターヘルパー全体研修の講師の機会を頂きました。

講師依頼をして下さった方は、実際に終末期の患者さんでご一緒させて頂いたケアマネジャーとヘルパーのサービス担当責任者の方でした。実践でご一緒した方からの依頼は、本当に嬉しいことです!

今回は、看取りの経験が少ない方でも、「最後まで患者さんの傍に寄り添うことが出来る」ことを目指して講義をしました。話を聞きながら涙を流す方がいたり、今までの実践を振り返りながら話を聞いて下さったり、皆さん自分事として話を聞いて下さっていることを感じる時間でした。

チーム医療の仲間として、互いに研鑽する機会を今後も増やしていけたら素敵だな、と思います。

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11月1日、横浜市立脳卒中・神経脊椎センターの公開講座にて、意思決定支援についてお話させて頂きました。

神経難病や脳卒中の患者さんがいらっしゃるという病院の特性から、意思決定に難渋することが多い環境の中、参加された皆さんが自分ごととして聴いて下さっている感覚がヒシヒシと伝わってきました。

しかし、それでいて和やかな雰囲気が印象的な温かな時間でした。病院の方だけでなく、退院後を支える地域の方々も沢山参加して下さり、事例も熱心に取り組んで下さいました。

最後に、ご縁を繋いで下さった清水さん、ありがとうございました!

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7月12日、慈恵医大柏病院の地域医療連携懇談会にて意思決定支援についてお話しさせて頂きました。

病院内から医師13名、看護師85名、その他22名、外部から医師6名、看護師45名、その他7名の合計178名の方が参加して下さったとのことでした。

看護部の方とゆっくりお話しする機会があったのですが、慈恵医大は以前より、入院時から退院後を見据えた関わりを組織として行っており、その土壌の上に、これから肝を据えて意思決定支援を行おうという意気込みを感じました。総合診療部長の三浦先生が倫理について考える、という種を撒いている中で、患者さんと共に歩もうという文化が根付いていると感じました。本当に素敵な会に参加させて頂きました。

2次会では色々と質問も頂き、自身の活動を振り返る良いきっかけになりました。JSPの仲間とも再会出来、充実した一日でした。

MEDプレゼン2016在宅医療

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5月22日(日)、MEDプレゼン2016在宅医療無事終わりました。

円形のこじんまりとした雰囲気、でも大人数、スポットライトに赤い絨毯、緊張MAXでした。

お声かけ下さった秋山先生、こんな素晴らしい機会を本当にありがとうございました。秋山先生に繋いでくれた友人、引きつっている私に声を掛けて励まして下さった去年のプレゼンターの方、頑張ってね!と声を掛けてくれたJSPの仲間や在宅の仲間、皆さんありがとうございます!!

これまでの意思決定支援に関する活動の集大成を形にすることが出来たうえに、改めて沢山の方々に支えられていることを実感することができました。本当に素敵な会でした。

次は10月16日に開催されるMEDプレゼン。楽しみですね。

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12月5日、信州大学にて「実践力ある在宅療養支援リーダー育成事業」の退院支援コースで講義をさせて頂きました。

http://在宅療養支援リーダー.jp/

タイトルは「退院支援、在宅療養支援における意思決定支援」です。

佐久総合病院訪問看護認定看護師の上原晴美さんからは、「多職種・地域連携カンファレンス」についての講義があり、その後は退院支援に関わる意思決定支援での課題について全員でグループディスカッションを行いました。

このコースは、難病・がん・重症児など、これまで不足していた新たなニーズに対応し、切れ目ない医療提供と地域在宅ケアを促進するため、そのコアとなる看護師「在宅療養支援リーダー」の育成を目指しているとのこと。ディスカッションでは具体的な現場の問題点を挙げて話し合いが行われており、私自身も学ぶことが多くありました。意思決定支援の必要性は実感しながらも、それを現場で実践していく方法は皆さん試行錯誤。でも、こうして病院側、在宅側の看護師が一同に会する事で新たなアイデアも生まれてくる。是非、こうした場を東京でも沢山作っていきたいと改めて思いました。

そして、初の松本への旅、とても素敵でした。ずっと車窓から目を離せず、あっというまの車内でした。山に抱かれた小振りの松本城も魅力的。次回はもっとゆっくり観光もしたい、素敵な町でした。

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10月18日(日)、第3回東京都緩和医療研究会学術集会「深めよう!東京都」が国立がん研究センターにて開催されました。

参加者は200名近くと大盛況でした。

私は事例検討にて、越川病院の越川貴史医師、慶應義塾大学病院金子健薬剤師の両座長の元、「医療連携によって実現する患者中心の意思決定支援」を発表いたしました。

自身の活動を言葉にするということは緊張する試みでしたが、無事に済んでほっとしました。

普段から考えている問題意識を皆さんと共有することで、次に繋げていくきっかけになると嬉しいと思っています。

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7月18日 第20回日本在宅ケア学会学術集会に参加しました。
http://www.jahc20.com/

聖路加の小野若菜子先生にお誘い頂き、

交流集会2 地域に根ざした看護職が行うグリーフケア -死別を考える、思いやりのあるまちづくりをめざして-

において、グリーフケアの取り組み?:『いのちの授業』から始まるグリーフケア というタイトルでお話をさせて頂きました。

ご一緒しました白十字訪問看護ステーションの発表がとても素晴らしいものでした。全例デスカンファレンス、遺族訪問。ターミナルケア加算はグリーフケアを含んだものとして考えている、とのこと。使命感あっての活動であると思います。

小野先生のお話では、多職種連携、市民参加など、今後地域包括ケアの中で広げていく可能性を模索していこうという提言がありました。

私自身は2004年から「いのちの授業」を続け、死について考える機会を地道に重ねながら緩和ケアを実践していくことで、グリーフケアに繋げていきたいと思っています。ご一緒頂いた皆様、このような機会を頂き、ありがとうございました。

ELNEC-J 参加

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6月27?28日の二日間、ELNEC-J http://www.jspm.ne.jp/elnec/elnec_about.html に参加するため、またまた一日中缶詰めでした。

今回はロールプレイあり、話し合いありで非常に実践的なプログラムで、楽しい時間を過ごしました。参加者も講師の方も、それぞれが真剣に実践している方々で集まることがエンパワーメントになりました。皆様、ありがとうございました。

地元で多職種と共にエンドオブライフを考える場を開催したい、という夢への第一歩を踏み出しました。

まずは実践!立てた目標に向かって、頑張ります。

第79回日本循環器学会学術集会 参加

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4月26日(日)大阪で行なわれた 第79回日本循環器学会学術集会 http://www.jcs2015.jp/ 

にシンポジストとして参加しました。

チーム医療セッションシンポジウム5   日本循環器看護学会ジョイントシンポジウム

患者の意思決定を支えるチーム医療

座長: 三浦稚郁子(榊原記念病院看護部) 遠藤美代子(東京大学医学部附属病院看護部)

CS5-1 クリティカルの場面における意思決定支援?患者の権利と治療選択  松本幸枝(榊原記念病院看護管理室)
CS5-2 認知症のある心不全患者への代理意思決定支援と今後の課題  猪之奥香織(淀川キリスト教病院看護課)
CS5-3 子どもの最善の利益に基づく意思決定を追求し続ける 青木雅子(東京女子医科大学看護学部)
CS5-4 意思決定支援?最期まで自分らしく生きるために?  岩本ゆり(楽患ナース訪問看護ステーション)
CS5-5 心臓移植待機患者・心臓移植後患者の意思決定を支えるチーム医療  遠藤美代子(東京大学医学部附属病院看護部)

キーワードは、意思決定能力、認知機能のアセスメントだったように思います。

クリティカルな場面でも、一般病棟でも、在宅でも、小児でも、意思決定能力が低くなっていると考えられる患者さんに対して、相手の価値観を尊重しつつ、最善の医療を提供していくためにはどうしたら良いのか、具体的な症例を通して考えさせられました。

発表の中に「代理意思決定カンファレンス」を患者さんが入院中に、地域のスタッフと共に病院の地域CNSが中心となって開催した事例がありましたが、素晴らしい発表でした。

地域と病院、特に外来と在宅がチームになるための努力が、引いては患者さんの意思決定を支えると感じます。

まずは足元から積み重ねていきたいです。

第29回 日本がん看護学会

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第29回 日本がん看護学会にて、ポスター発表

「患者の語りから意思決定を支える―在宅で家族と共に患者の語りを聴き意思決を支えた1例」

を当ステーションの緩和ケア認定看護師 島津ちほ さんが発表しました。

看取りの時期の意思決定における問題に、本人が意思決定出来なくなったとき、家族の代理

意思決定をどう支えるか、があります。本人の意志を反映した意思決定を訪問看護師が支え

た一例を意思決定支援のプロセスに当てはめて考察しています。

考察 と まとめ を以下に抜粋します。

【考察】

患者の意思決定において、知識や手段に対する医療者の支援は充実してきている。

しかし、患者の感情や価値観に対する支援はまだまだ不足している。

今回、娘がA氏の語りを聴き、思いに寄り添えるよう支援したことは、A氏の感情や価値観を引

き出すことができ、意思決定に大きな影響を与えたと考える。

さらに、残される娘にとってA氏の語りを聴き、療養を支え続けたことはグリーフケアに繋がった

と考える。

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【まとめ】

・語りは自分の感情や価値観を見つめ直し、意思決定をするうえで大きな影響を及ぼす。

・医療者は患者自身が意思決定できるように支援することはもちろんであるが、その支え

となる家族が、患者の内なる思いに目を向け耳を傾けられるよう支援することも重要であ

る。

今年の学会では教育講演1つ、口演2枠、交流集会3枠が意思決定支援に関するもので、

ポスターも多数発表がありました。

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また、小川朝生 先生の教育講演「がん医療における意思決定?サイコオンコロジーの立

場から?」は、意思決定支援の前提(意思決定ができる状態であるか否か)について触れ

ておられ、出来ない状態である時の注意点、対応方法などについてもお話がありました。

私自身は初めて「前提」についてまとまったお話をお聞きしましたので、非常に参考になり、

楽しい講演でした。

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2月7日 第2回 意思決定支援研究会  「メイヨークリニック研修報告?海外での意思決定支援?&事例検討」

を開催致しました。 当日は30名の方々にお越し頂き、活発な意見交換がなされました。

始めに、メイヨークリニック研修報告をして下さった国立がん研究センター中央病院・がん看護専門看護師の清水陽一さんからのお話で興味深かったことをご紹介します。

・外来看護師の活用方法→初診時のインテーク
  ・患者さんは外来看護師とまず話をする
  ・外来患者さんの電話やメールへの対応
  ・医師・NP・PAの病状説明に同席しサポート
・ホワイトボードや「Get to know me」ボードの活用
・意思決定支援について共有するシートの活用
・The Mayo Clinic Shared Decision Making National Resource Center がある。
  ・Shared Decision Makingを浸透させるのが役割
  ・患者の意思決定支援ツール(patient decision aids) や技術の開発、実践、アセスメント
  ・SDM促進ロードマップ

お話を聞いて、
・外来看護師の活躍が意思決定支援の推進に一役買っていること
・メイヨーでもプロセスモデル(ACP)までまだいっていない。Shared Decision Makingの浸透に力を入れている。
・病院独自のツールの開発を積極的に行なっている。

ことが心に残りました。日本でも今後外来看護師の役割が注目され、独自の取り組みを進めていく必要性を感じました。

後半は、NPO法人楽患ねっと理事長 岩本貴より、意思決定支援とは「患者の意思決定を困難にしている"真の課題"を抽出し、納得できる解決方法を共に考えること」という定義と、フレームワークについてご紹介しました。

続いて、秋田県の総合病院で退院調整看護師をされている小野まゆみさんより、事例の説明がなされた後、グループワークにて事例検討がなされました。

事例は、退院調整でのよくある、しかし非常に難渋するお話で、各テーブルから「あるある」「でも結局どうしたら...」と言った声が聞こえました。
各テーブルには病院と在宅の医師・病院と訪問の看護師・薬剤師・ケアマネジャーなど多職種が集まって話し合いが出来るようにしたことから、様々な立場からの具体的な対応策が提示されていきました。

いつものことですが、あっという間の3時間でした。
次回は8月を予定しております。

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第2回 360度カンファレンス(意思決定支援研究会)
「メイヨークリニック研修報告?海外での意思決定支援?&事例検討」

を2月7日(土) 14:00?17:00 足立区北千住駅近くにて開催します。



前半は、国立がん研究センター中央病院・がん看護専門看護師の清水陽一さんから、

昨秋メイヨークリニックの研修で知り得た意思決定に関わる話題提供をして頂きます。

後半は、意思決定支援が困難だった事例の検討を行ないます。

※事例の提供を希望される方、ご参加希望の方は、どうぞお気軽に info@rnurse.jp

?までメッセージをお送り下さい。

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秋晴れの一昨日、南千住にて開催致しました。

今回はご遺族の方にも参加して頂いて、多職種での学びを深めました。

前半は3名から話題提供をしました。

まずは私から「在宅の立場から考えるグリーフケアについて」聖路加大学地域看護学小野先生の冊子を用いて基礎のおさらいを。
次に帝京科学大学看護学科の大西先生から今取り組んでいらっしゃる研究「がん患者を在宅で看取った家族の覚悟を支えた要因」のご発表。
最後は国立がん研究センター東病院のがん専門看護師である角甲さんから「終末期ケアと複雑性悲嘆」についての論文の紹介と、病院での
取り組みのご紹介がありました。

その後、ワールドカフェ形式で話し合いを持ちました。ご遺族、医師、在宅看護師、病院看護師、ヘルパー、ケアマネージャー、看護学校の先生、
高齢者住宅の施設長、互いの職種の違いを超えての話し合いは大いに盛り上がり、2時間半はあっという間でした。

話題に出たことを徒然にご紹介します。

・グリーフケアとは、死後だけに焦点を当てるものではなく、生きている時からの関わりが大切である
・それはまさに緩和ケアの理念そのものである
・本人・家族の覚悟を支援することが良い看取りにつながり、良い見取りが悲嘆を軽減する
・病院で出来ることはその時期に応じた在宅看取りの情報を提供すること。在宅では、患者さんのニーズに応じた対応を出来るだけ実現して
欲しい。病院側が知っいる患者さんのニーズをもっと在宅側に提供していく仕組みが必要。病棟看護師と在宅看護師との連携が必要
・最後に救急対応になってしまう残念なケースもある。救急隊との連携も必要
・患者さんと家族の良い看取りを支えるために、療養場所に関する意思決定支援は重要
・ご遺族の方からは、関わる家族それぞれでグリーフの深さが違うこと、家族間であっても共有できることと出来ないことがあること、共に看取
りの時間を過ごしたスタッフと今日時間を共有出来たことが本当に嬉しかったことを教えてもらいました

その後は懇親会でも盛り上がり、合計5時間充実した時間を過ごしました。
ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。やはり顔の見える関係作りは大切だと毎回思います。

最後になりましたが、今回は角甲さんのお力添えにて無事開催にこぎつけることができました。ありがとうございました。
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小冊子「地域に根ざした看護職が行なうグリーフケア」

 

昨年12月6日、聖路加大学地域看護学准教授 小野若菜子先生による「訪問看護師を対象としたグリーフケアの教育プログラム」の効果検証の研究に参加しました。

先生が作成された「地域に根ざした看護職が行なうグリーフケア」という小冊子を中心としたセミナーで、講義と事例検討、ディスカッションを行ないました。

私たちの訪問看護ステーションでは担当看護師が必要が思った方に対してお悔やみ訪問を行なっています。今回のセミナーでは地域の訪問看護ステーションも参加するとのことでしたので、他のステーションではどんなグリーフケアを行い、ケアの対象者をどのように選定しているのかを知りたくて参加しました。

まず、グリーフケアの定義に狭義と広義の2種類あることを知りました。

狭義は患者の死後のケア

広義は患者の死の前後を問わないケア 

とのことでした。そしてまさに「どんな人に支援が必要か?」というレクチャーもありました。

・家族や支援者がいない人、いても話し合いが出来ない人(男性に多い)
・予期しない死に向き合った人(周囲の人は予期できた死と感じていても、残された当人が突然の死と受け止めている時を含める)
・苦しむ姿を見ていた人(安らかでない死を迎えた場合)

緩和ケアにおける最大の痛みは「孤独」である、と以前、新潟病院の中島医師がおしゃっていた通り、グリーフケアにおいても「孤独」はキーワードでした。

そして、緩和ケアの根幹である症状コントロールや、死のプロセスの説明そのものが、生前からのグリーフケアそのものでした。グリーフケアは緩和ケアに含まれるものとして捉えられる、と言われますが、その言葉がすとんと胸に落ちました。

 

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これまでのお悔やみ訪問の中で、病的な悲嘆を感じているか否かを訪問を継続するか否かの基準としてきました。今回のセミナーでは、看取り後のケアの中に、「遺族の社会活動の再会状況の把握」があるとの文章がありました。確かに、介護と仕事を継続している方、故人との関係以外の役割を持って生活している人は悲嘆からの回復が早いように感じます。

患者さんのご家族は介護が始まると、出来るだけ患者さんのために時間を作ろうとし、仕事や家庭との両立に頭を悩ませます。人によっては仕事を辞めることを真剣に検討する方もいます。時と場合によると思いますが、介護一色の生活にならないこと、自分の世界を持つことは大切だということが、グリーフケアの観点からも分かります。「孤独」にもつながることでもあるのでしょう。

普段の看護を丁寧に行なうことそのものがグリーフケアである、との思いを新たに毎日を積み重ねていきたいと思います。

帝京科学大学 講義

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患者中心の意思決定支援」の書籍を出版してから、ご縁が広がっています。

昨年の12月3日には、帝京科学大学2年生の在宅看護援助論?にて「看護師が行う意思決定支援」という講義を一コマ担当致しました。学生は全員で90名。2回に分けて授業を行い、一回の授業で45人の学生とロールプレイをしながら学ぶ形を取りました。

まだほとんど現場に出たことのない学生たちでしたが、ロールプレイは楽しそうに行っていました。話がうまく広がらずに止まってしまっているグループには、先生と一緒に助け船を出...しながら回っていきます。

意思決定を行うためには、生活のこと、金銭のこと、治療のこと、様々な悩みの中から、患者さんが抱える課題を見つけていくのですが、一つの課題に固執してしまうとうまくいかない状況がみられました。スムーズに話が進んでいるグループでは、広い視野でその人を理解しようと語りかけて
いる姿がみられました。

ベテラン看護師であっても、看護学生であっても、「人を看る」という視点を大切に出来るかどうかが看護の質に関わるのだと、学生との授業で実感しました。

授業の後に感想を頂いたのですが、「難しかった」と共に、「楽しかった」「またやってみたい」という感想もあり、とても嬉しい思いでした。

意思決定支援は看護師の非常に大きな役割の一つです。学生の頃からそのことを意識して関わっていく一助になれば幸いです。

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3回日本在宅看護学会学術集会が、東邦大学看護学部にて昨年の11月16日に開かれました。

 

私はシンポジウム1「在宅療養者・家族の"will"を支える 意思決定支援技術を可視化する」

にてお話させて頂きました。内容を学会誌に寄稿致しましたのでご笑覧下さい。(下記PDF)

 

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今回の学会参加者は400名弱で大変盛況でした。内訳は、在宅に関連する方々に留まらず、病院で退院調整に関わる方々も多くいらしたとのことでした。病院から在宅へ向かう傾向は益々加速し、現場の人たちも意識を高く持っているのだと感じます。

 

シンポジウムの際にも、多くの質問があがりました。大学病院の連携室の方からの質問では、「外来通院中の意思決定が必要な患者さんへのアプローチに困っている」とのことでした。訪問看護で意思決定支援をする際一番困るのは、医師からの情報提供・現状の説明を患者さんが理解されていない、もしくは必要な情報提供や説明をされていない場合です。患者さん自身が『困っている』と医師や看護師へ言い出せれば良いのですが、そうでない場合、大勢の外来患者の中から支援が必要な患者さんをどう見分け、支援するのか、外来看護師の力量が問われます。

 

また、看護学生の方から「センスを学ぶためにはどうしたら良いのか?」という質問もありました。この方は後から個別で話しかけて下さったのですが、卒業論文で意思決定支援について触れており、執筆する以前にこのシンポジウムを聞いていたら内容をもっと深いものにできたのに残念です、と言って下さり、とても嬉しかったです。

 

また、「特定機能病院の外来看護師の在宅療養者支援に関する認識と課題の検討」にてベストオーラル賞を受賞されました東海大学病院の畠山さん(写真中央)、東海大学の岡部さん(写真右)とは、退院調整看護師と外来看護師との連携について、また両者と訪問看護師との連携や、認定看護師の活躍の場、機会について、など、沢山の情報交換を行いました。

 

多死社会を迎える中、急性期病院での意思決定支援をどうするかは、今後の大きな課題と感じます。誰が、どのタイミングで支援を必要としている人を見極めるのか、見極めた後、どんな風に支援を行っていくのか、議論と実践を重ねていきたいと思います。 

 

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第3回 日本在宅看護学会

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今週の土曜日(11月16日)は、第3回 日本在宅看護学会 が行われます。
今年のメインテーマは「在宅療養者と家族により添い支える在宅看護」です。

私は、シンポジウム? 「在宅療養者・家族の"will"を支える ?意思決定支援技術を可視化する?」
にて、「看護師が陥りやすい意思決定支援のピットフォール」という話をします。
 
知り合いの訪問看護師の方数人から、「当日会いましょう!」と声を掛けて頂いています。
学会に行かれる方、緊張している私を見掛けましたらどうぞ励まして下さい。
新しい出会い、懐かしい交流も楽しみにしています♪
 
 
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NPO法人アットホームホスピスの鉄郎さんご夫妻から、 


のお知らせを頂きました。

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鉄郎さんと初めてお会いしたのは2003年。看護系の雑誌で連載していた「楽患な人 吉田利康さんの原稿に登場して頂くためのインタビューでした。この時のご縁から、2006年に冊子「あなたの家に帰ろう」の作成でもご一緒させて頂きました。鉄郎さんの奥様、恵子さんの絵が印象的なこの冊子、既に40万部以上が配布されているという隠れたベストセラー(無料)?! です。

ご夫妻が手掛けた絵本は「いびらの住む家」や「ベッドからの手紙」に続いて三冊目。今回は、子どもにがんを教える絵本です。登場人物と同じ小学二年生の母親として、東京開催での講演会に私も参加予定です。参加特典は絵本のプレゼントです!八年ぶりにお会い出来ること、楽しみにしています。

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参加者

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頂いたお花

 

611日 外苑前TEPIA館内レストランにて、出版記念会が行われました。

あなたも社会起業家に!―走る・生きる15のストーリー!」?ソーシャルビジネスへ。チェンジメーカーへ。?

 

当日は、書籍に取り上げられた社会企業家15名の中の5名が出席して、ショートスピーチがありました。(株)フラジュテリーの橘田さん、NPO法人ぱれっとの谷口さん、コミュニティバンクの坪井さん、(株)リリムジカの柴田さん、などいらっしゃっていました。

 

皆さんのご挨拶は、短い中にも力強い意思を感じるものばかりでした。私も取り上げて頂いた一人としてお話させて頂きました。「継続は力なり」という思いを込めてお話ししました。

 

 

また、記念講演は「サステナ」のマエキタミヤコ氏でした。とてもチャーミングな女性で、分かりやすく自分をアピールする方法を伝授して下さいました。講演後、少しお話しさせて頂く機会があり、医療コーディネーターのPRについても相談することが出来ました。「選ぶのはあなたです」というキーワード、大切にしたいと思います。

 

様々なご縁を頂きました。ソーシャルビジネス研究会の皆様、ありがとうございました。

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実りの秋はもうすぐそこ

 

5151625日「医療との連携について」というタイトルで訪問介護事業所の方向けに研修を行いました。3日間で110人以上の方が参加して下さいました。

 

私たちのステーションは在宅緩和ケアを主としているため、在宅で亡くなることが予想される患者さんをケアする際の介護と医療の連携について、事例を交え、参加型の研修を行いました。

 

参加者の方の感想をいくつかご紹介します。

 

・訪問看護の医療保険と介護保険対応の違いが分かった。状況によっては看護師さんと一緒に訪問できることを知った。

 

・緊急時の連絡先の優先順位を決めておくことが大事と感じた。

 

・末期がんの利用者さんで自宅で亡くなられた場合に必ずしも救急車を呼ばなければならない訳ではないことを知った。

 

・生命と向き合う利用者にいい緊張感をもって対応していこうと思う。利用者様に寄り添うことが大切だと感じた。

 

・事例検討を通じて、どんな状況でもヘルパーは冷静に状況の把握をし、的確に行動しなければならないことを学ぶことができた。

 

・末期がん利用者様はホスピスや病院での対応と思っていた。今日の話で自宅でもケアが出来ることを知った。

 

 

在宅で何が出来て、何が難しいのか。同じ目標に向かって皆で進んでいくためにはどうしたら良いのか。一つ一つを自分事として真剣に考え、知恵を出し合う時間を共に持てたことに感謝しています。

 

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大西先生の講演の様子

 

519日 司会とシンポジストとして参加しました。

http://non.rakkan.net/2012/04/post-95.html

 

第一部「大切な人を失うときの つらさを支えるケア」は、遺族ケア・家族外来で知られる大西秀樹先生の講演でした。

 

遺族ケア外来がなぜ生まれ、必要とされているのか、そこに集う方たちの思い、必要とされる支援、が分かりやすく、かつ簡潔に語られました。

 

第二部「住み慣れた家で 最後まで過ごす ‐実現したご家族の経験を聞く‐」は、緩和ケアの専門家が在宅でご家族を看取った経験を家族の立場で語りました。

 

医療者として現状を把握し、先を見通しながら過ごしていこうとされる静の部分と、家族として、第二の当事者として、揺れ動き、受け止められない思いに満たされる動の部分を併せ持った体験を聞かせて頂きました。両極端に触れる振り子のような体験は胸に迫るものでした。

 

シンポジウムは鈴木内科医院鈴木央医師やあすか山訪問看護ステーションの平原看護師など、著名な方々のコメントも頂き、100名以上の方が参加された大変盛況な会となりました。

 

この講演会の主催者は、「市民に緩和ケアを広める」ことをライフワークにし、緩和ケア認定看護師の平野和恵さんでした。平野さんの人脈と熱い気持ちに賛同した方々の力で成り立っていた講演会だったと思います。

 

勇美記念財団 助成実績報告書はこちら

http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/data/file/data2_20120628115904.pdf

 

 

また、2012年113日‐4日には、第36回日本死の臨床研究会年次大会@京都にて、

http://rcpt.kyoto-bauc.or.jp/jard36/

「地域における緩和ケア普及啓発への取り組み 第2報 -市民公開講座の開催?」というタイトルで一般演題(ポスター)発表を致します。

 

年次大会へ参加される方はどうぞ足を御運び下さい!

 

「なごみケア 緩和ケア ?大切な人を亡くした方を支えあう?」

5月19日(土)14時?16時30分 @ワークピア横浜 

 

第一部は、遺族ケア・家族外来で知られる大西秀樹先生の講演。

第二部は、緩和ケアの専門家が在宅でご家族を看取った経験を家族の立場で語ります。

 

「大切な人を失うときの つらさを支えるケア」

演者 大西秀樹氏 埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科 教授 

座長 斎藤真理氏 横浜市立大学附属市民総合医療センター化学療法・緩和ケア部 

准教授

 

「住み慣れた家で 最後まで過ごす ?実現したご家族の経験を聞く?」

医師の立場から 大西秀樹氏 所属同上

訪問看護師の立場から 岩本ゆり 楽患ナース訪問看護ステーション 管理者

家族の立場から 山崎幸子氏 社会保険横浜中央病院緩和ケア認定看護師

家族の立場から 宮下光令氏 東北大学医学部保健学科看護学科専攻緩和ケア看護学

分野 教授

 

※参加費無料 

※保育・介護あり(先着10名様)

※申し込み締め切り 5月11日(金)

 

本会終了後 テルモ株式会社共催による最新HPN機器・PCAポンプ等在宅医療機器を直接触って体験していただく研修会も企画し、その場を通じて多職種連携の機会となることも願っています(現在チラシ作成中)。公開講座も研修会も共に無料、事前申込み制です。保育・介護もあります。

 

主催:なごみの和 ・(株)ゆたかなビレッジ

後援:ゆう薬局  ・ 楽患ナース

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115日(土)午後

福岡県コメディカルスタッフがん医療研修会にて「緩和ケアを支えるコメディカルの

役割」というテーマで研修が行われました。私は、「自分らしく納得のいく医療を支

える緩和ケア」というタイトルの講演を行いました。

http://www.gan.med.kyushu-u.ac.jp/medical/guide_111105.html

 

今回は、「緩和ケアにおける薬剤師の役割」「ホスピスにおけるリハビリの役割」と

いうことで福岡大学病院緩和ケアチームの薬剤師内山将伸先生、栄光病院リハビリ

テーション部理学療法士の林邦男先生の講演もあり、聴衆も看護師・薬剤師・理学療

法士、と多様な職種の方々がいらっしゃいました。

 

ホスピスの最前線で活躍されている方々のお話しを拝聴し、「納得」はどの分野でも

キーワードであることを実感しました。

 

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99日(金)午後

日本医業経営コンサルタント協会 福岡県支部 継続研修

「自分らしく納得のいく医療の選択支援をめざして」

http://www.jahmc.com/pdf/fuk/attach_fuk_20110824133903.pdf

 

医業経営に関わる皆様への講演だったため、患者さんの本音を伝え、自身のこととし

て考えて頂くことを主としました。講演後アンケート結果を頂きました。

 

・参加型が新鮮だった

・ロールプレイングを通して患者さんの考え方を想像できた

・ロールプレイングで様々な意見・考え方に触れることができた

・会員同士の交流が出来、ゆっくり深く考えることができた

 

など、自分ごととして考えることが出来た、との評価を頂きました。

「納得」とは何か、を一緒に考えることが出来たことが価値となったことを祈ってい

ます。 Y.I

 

731日(日)午前

39期 慢性疾患医療交流集会の分科会にて「慢性疾患としてのがん患者さんに寄り

添う」というタイトルで講演をしました。

 

講演後は初めてのワールドカフェ形式にて「慢性疾患としてのがん医療を支えるため

に私たちができること」という視点で、チームアプローチを深めるためのセッション

を行い、私もそこに参加しました。

 

一つのグループで話し合いをしていると、話が行き詰ってくることが多々あります。

しかしワールドカフェ形式では話し合いをするメンバーが入れ替わっていくので、行

き詰っていた話題も新たな展開を見せ、思ってもいない話へと展開していく様がダイ

ナミックで、非常に興味深いセッションでした。メンバーは他職種に渡っており、互

いを知る良いきっかけにもなりました。 Y.I

あだちケアマネ研究会10月定例会にて「訪問看護との連携 ?がん末期の利用者への

関わりについて?」の講演を行いました。

 

介護と看護の連携が重要と言われていますが、在宅の現場では互いが顔を合わせる機

会は意識しないと作ることが出来ず、色々な課題が山積しています。今回は、がん末

期の方に関わるケアマネジャーが、訪問看護サービスとの連携を模索するということ

で、講師に呼んで頂きました。

 

当日は事例を使用してグループディスカッションを行い、多職種が関わる在宅でどの

ように互いの思いを分かち合っていけば良いのか、話し合いをして頂きました。ディ

スカッションの後はグループごとに発表をして頂き、課題、展望、具体的な連携方法

が発表されました。グループそれぞれに多様な反応、意見があり、それを共有するこ

とで学びになったと思います。

 

最後に、事例を通して在宅ホスピスに関わる訪問看護師の立場として思うこと、期待

することをお話しさせて頂きました。今回は私自身がケアマネジャーの考え・思い・

連携の課題を多々知ることが出来、私自身も学ぶことの多い会となりました。

一昨日の日曜日、患者中心の医療プロジェクト講義 が慶応大学で実施されました。

この講義は、「患者と作る医学の教科書」の執筆にかかわった4人の患者さん、

富樫さん(乳がん)

富田さん(クローン病)

尾白さん(IDDM)

大木さん(中枢性尿崩症)

が自らの医療経験を講義し、それを受けて、患者さんと医療系の学生達がグループワークで討論することにより、「患者中心の医療」について考えることを目的としています。

結果は、大成功!でした。
医学・看護・理学療法・薬学・社会福祉など、多職種の学生、そして患者さんが同じテーブルに着き(私もアドバイザーとして参加しました)、未来の医療を共に考える姿は感動的でした。

講義の中で紹介された「Help you helps me.」と言う言葉の通り、患者さんの声に耳を傾けることは、医療者にとっても患者さんにとってもメリットがあります。そのことを、参加した一人ひとりが実感する場になったと思います。

これからも、本プロジェクト講義は続きます。ご期待下さい。

 

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医療コーディネーターとしてがん患者さんとお話している際、かなり高い頻度で話題にあがるのが病院での通常医療以外の治療法の可能性です。

サプリメントや免疫療法など、様々な媒体で多様な情報が氾濫しています。どの情報が本当に正しい情報なのか、調べる術は乏しいのが現状です。病院の医師や看護師に相談しても、納得のいく返事はしてもらえず、反対されることがほとんどです。しかし、病院での治療効果があがらなければ、通常医療以外の治療に再度目が向き始める人も多いものです。

メディアやインターネットから入手出来る医療情報が、どこまで信頼性があるのか、どう判断したら良いのかは一般の方にとって難しい問題です。医療者もどのようにして正しい情報を理解してもらうことが出来るのか、頭を悩ませています。こうした問題意識を持った人たちの集まりが発端となって、2月27日土曜日、キャンサーネットジャパン主催イベント『もっと知ってほしい「がん医療情報のホント」のこと』が開催されることになりました。

がん医療情報に関するエキスパートの話を聞くことで、医療情報に関する正しい知見を広める良い機会となると思います。

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以前、第1回のフォーラムに参加させて頂いたDIPEx-Japan(ディペックス・ジャパン)が、昨年の12月より「乳がんの語り」ウェブサイトを公開致しました。

乳がんの語り」は、乳がんという病いの体験について、20代から70代の43名の乳がん体験者の女性たちにインタビューをしたものです。 サイトでは、それぞれのトピックについて語っている体験者たちの1-4分の短い「語り」の映像・音声・テキストを見ることができます。 また、年代別のページから、個々の体験者の語りを見ることもできます。

トピックは、大きく、発見/治療/再発・転移/生活の4つに分かれており、それぞれのトピック毎にさらに小項目に分かれています。

医療コーディネーターとして注目したいのは、「発見」のトピック内「治療法の選択・意思決定」トピックです。
ここでは、インタビューに答えた人たちがどのようなことを考え、その治療を選択したのか、選択するまでの過程について、語っています。

自分と似た状況の方が、どのような方法で意思決定を行ったのかを知ることは、自分自身の意思決定を行う際に非常に参考になります。このサイトのように、意思決定の場面だけを切り取って、多くの意見を読むことが出来ることは素晴らしい意思決定支援となることでしょう。乳がんの方は是非参考にして頂きたいと思います。

今週末には、フォーラム「患者の語り」が医療を変えるPart4も開催されます。今後、前立腺がんの語りも公開される予定です。

posted by 楽患ナース【治療や病院選びの強い味方】

もう昨年のお話になりますが、12月12日(土)戸塚にて、表題のセミナー 「子宮がん」から自分を守る! で講師をさせて頂きました。

ご一緒したのは、横浜市立市民病院 産婦人科医長 安藤紀子医師。
安藤医師の講演「子宮頚がんにならないために」は、基礎から最新情報までの専門的な内容を分かりやすく教えて下さり、私も非常に勉強になりました。特に、12月22日に解禁となったばかりの子宮頸がん予防ワクチンに関しては、最新の情報を教えて頂けました。

また、その後の質疑応答を通して、もし自分が子宮頚がんになったらどうするか、予防のためにワクチンを受けるか、受けないか、など、参加した皆が自分ごととして考える時間を持つことが出来、有意義な時間となりました。

もしも具体的にワクチン接種を検討されている方がいらっしゃいましたら、下記のサイトが参考になると思います。

予防ワクチン接種可能な医療機関検索サイト

(引用:子宮頚がん予防ワクチン「サーバリックス®」を販売しているグラクソ・スミスクライン株式会社が提供している子宮頚がん予防サイトallwomen.jpより)

私の講演部分に関しては、参加者して下さっていた女子大生リボンムーブメント結(yui)のメンバーの方がブログで感想を書いて下さっているのでご紹介致します。

12/12 市民フォーラム@横浜 男女共同参画センター

がん患者さん向けの食事会にお呼ばれしました。来年の1/17(日)に千代田区の麹町です。

ご興味のある方は下記をご覧ください。

 

開催日時:2010年1月17日(日)  11時 オープン

場所:
お取り寄せサロン KURI KURI
 千代田区二番町11-3 相互二番ビル別館 地下1階
 東京メトロ有楽町線「麹町」駅より徒歩3分

がんになっても、「おいしいもの」・「おしゃれな雰囲気」・「楽しい時間」を過ごせるなんて素敵ですよね。今回、ランチ会を通して、「がんがあることを忘れる時間にしてほしい」というのがこのランチ会主催の願いです。

内容:
栄養士がご提案するなっとく健康レシピ&料理
栄養士(土肥宏美さん)と医療コーディネーター(岩本ゆりさん)のお話
食事を囲みながら、気軽に専門家にご相談ができます。

詳細 : http://www.troppus.co.jp/?p=610

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本日は、男女共同参画センター横浜が主催するセミナーの御知らせです。
講師としてお呼ばれしまた。ご興味のある方は是非おいで下さい。
託児もありますので、子持ちのママも安心して参加できます♪


女性の健康セミナー 「子宮がん」から自分を守る! ―上手な病院のかかり方―

【内容】
“子宮がん”は、女性のがんの中でも“乳がん”に次いでかかりやすいがんです。
しかし、早期発見・早期治療により、完治が可能ながんでもあります。

病気や検診についての知識や、医師とのよい関係をつくるコツなど、検診・受診のハードルを低くする情報をお伝えします!

「そうは言っても、婦人科検診は敷居が高いわ…」
「担当の先生に聞きたいことがあるんだけど、なかなか聞けなくて…」
「すでに受診しているけれど、もっと情報を集めたい。」

そう思っているあなたに贈るセミナーです。

【開催日 開催時間】
12月12日 (土) 13:30 ? 16:30

講師:安藤紀子(横浜市立市民病院 産婦人科医長)
   岩本ゆり(楽患ナース株式会社、医療コーディネーター、看護師)

対象・定員:女性60人 

参加費1,000円  
※参加費等の免除あり(必要条件、手続きあり)

保育:1歳6ヵ月?未就学の子どもが対象です。4日前までに要予約、有料、先着順。

保育の申込先:フォーラム: 045-862-5052

共催等:後援 社)横浜市医師会、戸塚区医師会
    協力 横浜市立市民病院 女性総合外来

受付開始日10月26日(月) 

受付形式:先着順

申込方法:電話 フォーラム: 045-862-5052
     来館 2階事務室にて受付(夜間は1階総合受付カウンターにて受付)
     インターネット

会場:男女共同参画センター横浜(フォーラム) セミナールーム2・3

会場への交通手段:JR・横浜市営地下鉄戸塚駅西口下車 徒歩5分

700名以上の方が参加され、盛会となった会へ参加して参りました。

私は主に教育講演(その領域を学び始めたばかりのビギナー医師向けの講義)を聞き、合間に興味のある最新のトピックを扱っている講演を聞いて回りました。

講演を聞いて感じたことは、医学の日々の進歩は本当に地道な一人ひとりの医師を初めとした医療者達の研究が積み重なって出来上がっているものだということでした。

例えば、私が聞いた講演の一つに「高齢者の胃がん治療」があります。

『75-80歳以上の高齢者に手術や抗がん剤治療を行った場合の危険性や予後はどのようになっているのか』『術前にそうした危険性などは予測できるのか』などについて5施設から発表がありました。

発表の後は参加者から意見交換がなされます。

『高齢者の胃がんを治療する場合は、栄養状態が悪化している場合が考えられるため、治療前にどのような工夫がなされているのか?なされていないのであれば、その点に配慮した臨床を心がけ、またデータを集めて発表していくように』などのやり取りがありました。

そしてその講演の結論は、『治療前の身体状態と治療後の予後因子や合併症の発生とは因果関係は見つけられなかった』ということでした。

高齢者の方々が安全に治療を受けて頂けるために、診療の合間にデータを集め、分析し、学会で発表してお互いに討議しながら次に続けていく。医師の方々の努力を垣間見て、改めてその素晴らしさに感服しました。

と同時に、医療というのは本当に不確実なものであることも実感しました。

過去に受けた医療コーディネーターへの相談で、『高齢の親が手術をするべきかどうかというセカンドオピニオンを受けたが、医師から見解を示してもらえなかった』という件がありました。相談者の方は『今の医療レベルから考えて、医者なのだから明快な見解を示すことができるはず』という思いであったと思いますが、残念ながら現実は違います。一般の方の期待と現実はまだまだ乖離があることも改めて感じた学会でした。


参考サイト:第47回日本癌治療学会学術集会「JSCO2009」の速報

posted by 楽患ナース【治療や病院選びの強い味方】

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明日より3日間、第47回 日本癌治療学会学術集会が始まります。

この学会は、がん医療に特化した唯一の横断的な学会と言われていますが、今年から新しいチャレンジを始めました。
そのチャレンジとは、「がん治療への目線 Perspectives of Clinical Oncology」をテーマに据え、、医療者、患者・患者会(キャンサーサバイバー)、行政、企業のそれぞれの目線から日本における「がん治療の現状と変化」について開かれた議論を熱く交わすための場を準備したことです。

特に注目されているのは、がん患者やその家族を巻き込んだ一連の取り組み(スカラーシッププログラムや患者会による展示ブース、患者や支援者と医療者の交流の場となるラウンジの設営)で、これらはASCO(米国臨床腫瘍学会)やECCO(欧州癌治療学会)がすでに1980年代には始めていたものを参考にしているそうです。

引用記事:がんナビ がん患者や支援者に開かれた学会を実現へ(20090714)


これまで長い間、最新の医療知識は医療従事者の専売特許でした。しかし、こうした開かれた学会が始まることによって、医療知識へのアクセスも、医療者と患者の間の距離も変わっていくことでしょう。変革を期待するサバイバーの思いがひしひしと伝わってくる文章がありましたのでご紹介します。

今学会の市民公開講座の演者でありますサバイバーの NPO法人 HOPE★プロジェクト 理事長 桜井なおみさんが第47回日本癌治療学会学術集会によせて書かれた言葉です。
JSCO Daily News Preview 号(PDF) より

「日本癌治療学会から Cancer Survivorship の発信を!」

第47回日本癌治療学会学術集会は、「がん治療の目線」に「患者の目線」が加わる画期的な学会となります。1986 年にNCCS※が掲げたサバイバーの定義は「がん体験者、並びにケアをする人々」と記されています。つまり、本会の参加者は全て「サバイバー」です。サバイバーが一堂に集い、日本の医療を、そして社会の意識を変革する記念すべき会となることを切に願っています。日本の未来をともに描くために。
※NCCS:The National Coalition for Cancer Survivorship

この記念すべき学会に、私も医療従事者の一人として参加します。
歴史の変革を目の当たりにできることを楽しみにしています。

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社会に良いことを持続性をもって行う、という同じ思いをもった方々との出会いは貴重なものでした。このような場で講演する機会を頂けて大変光栄でした。みなさんありがとうございます。

参加者をご紹介します。

基調講演は久米繊維工業の久米さんです。
笑顔が素敵な方です。ITを活用すれば大きな効率化につながります。しかし、そこにのせるコンテンツは人と人との深いつながりから生まれるものが本当に役に立つもので、決して効率化できるものではないのだな、とハッとさせられる講演でした。

引き続き登壇された方々の紹介です。

NPO法人ファザーリングジャパン 安藤さん
部長が定時で帰る部署は子どもがばんばん生まれる、って笑いました^_^

NPOシゴトノアトリエ 遠藤さん
話が漫才のようでした。ニートにはまず体力をつけさせる、でもって出張空手。とたんにニート問題が明るくさわやかに見えました。

NPO法人CANVAS
工事現場の壁を子どものCANVASにする案、とても素敵です

株式会社とれいす 春山さん
北海道出身の大きい方です。やることも大きいです。

株式会社リリムジカ 柴田さん管さん
癒し系とパワー系のお2人。福祉の現場に求められている像そのものですね。

株式会社ミチコーポレーション 宮尾さん
ぞうさんのウンチをリサイクルしたペーパーで作った名刺、ぐっときます

株式会社エコトワザ 大塚さん、
クールジャパンを発信するのはクールな大塚さんで決まりです

NPOカタリバ 稲葉さん
高校生にまけないエネルギーでした。親でも先生でもない、友人でもない、まさにこれがナナメの関係のお兄さんなんですね。

株式会社ファンドレックス 吉田さん
講演のなかで他団体の言葉をたくさん引用されていました。感動です。


最後に、ご清聴下さった方々、この素敵な講演を支えて下さった江口さんをはじめボランティアの方々(なんと30名)ありがとうございます。

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光栄なことに”社会起業支援サミット2009”にて講演の機会を頂きました。びっくりするほど大きな全国規模のイベントです。楽患ナース以外にも数団体の講演があったり、膝つき合わせのカフェミーティングがあったりと、楽しそうなイベントです。

楽患ナースは8月7日東京イベントに参加しますが、その他各道府県で行うようです。よろしければご参加ください。


以下告知文です。転送転記歓迎です。
------------------------------------------------------------------------------

夏が来た。そうだ、サミットへ行こう。

【社会起業支援サミット2009 in東京】
(http://www.cccjp.org/)

◇◆◇--------------------------------

より良い社会の実現のために働く社会起業家。

それぞれの分野の持続可能な社会の実現に向け、
現場で実践し、活躍するヒーローたちをご紹介する
『社会起業支援サミット』が全国各地で開催されます。

昨年の7月、早稲田の大隈講堂で始まったこのイベントでは、
出だしにも関わらず、学生、経営者、主婦の方などおよそ300名が参加し
社会起業家の熱いプレゼンや交流の機会に触れ、
自らアクションを起こした方を多数輩出しました。

今回、全国の社会起業家と市民との想いをつなげる場を
あなたの街でも。

参加すれば、きっとあなたの社会のミカタ、変わります。

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「社会起業支援サミット2009in東京」開催概要
○日時: 09年8月7日(金)
○会場:早稲田大学/14号館201教場

169-8050 新宿区西早稲田1-6-1
東西線早稲田駅から徒歩5分 高田馬場から徒歩20分

○時間:13時?20時(社会起業家向けレクチャー は10時?12時)
○主催: 社会起業支援サミット2009 in東京 運営委員会
○参加費: 無料
○定員:500名 ※要事前申し込み
→ccc.tokyo@gmail.com
お問合せ:ccc.tokyo@gmail.com
------------------------------------------------------

●プログラム(地域によって若干の変更あり)

・プレ企画(受付9時30分)【社会起業家&社会起業家志望者のみ】
時間:10時?12時
→参加希望の方は ccc.tokyo@gmail.com まで。
社会起業を目指す人や、社会起業家の方たちへの無料講座
『インターネットフル活用。お金をかけない広報術』(仮)
講演後、専門家との交流会も開きます!

・社会起業支援サミット(受付13時)【一般の方】14時?17時30分
全国で、その地域の社会起業家10団体が登壇して、活動の紹介などのプレゼン。

・カフェミーティング【当日先着100名】18時?20時
参加された社会起業家と直接お話できる場を別会場にて用意。満員御礼☆
その場でスタッフの申し込みやインターンの話 ができる!?

【サミット@東京へのお申込みはhttp://www.cccjp.org/reservation/(PCから)】
なお最新参加予定団体はこちらから→(http://ccctokyo.blog35.fc2.com/blog-category-8.html)

?他県の日程、参加団体などの詳細な情報、参加申し込みなどは公式HPまで?
◆近日開催情報 in関東◆
・8月2日(日)神奈川@慶應大学日吉キャンパス

・8月7日(金)埼玉@立教大学新座キャンパス

・8月24日(月)千葉@千葉大学西千葉キャンパス

全国で次々と開催され、最終的には全国1万4千人以上が参加できるこの企画。
参加できない方も、WEB上で全国の社会起業家のインタビューなどを生中継!
ふるってご参加ください☆

お問い合わせはccc.tokyo@gmail.comまで。
社会起業家支援委員会 運営ディレクター
公式HP http://www.cccjp.org/
兼、社会起業支援サミットin東京運営委員会代表 江口晋太朗
運営blog http://ccctokyo.blog35.fc2.com

一昨日、NPO法人SSS(スリーエス)ネットワーク会員向け「ひとり安心大学セミナー」 にて『医療コーディネーターを知っていますか』をテーマに講演の機会を頂きました。

SSSネットワークは、ノンフィクション作家である松原惇子さんが代表をされており、「女性“ひとりの老後”を応援する」目的で作られた団体です。

印象的だったのは、話を聞いて下さっている御一人御一人が、非常に熱心で、心を入れて聞いて下さったことでした。質問も本当に多く頂きました。おそらく、SSSネットワークに参加されている方は、普段から女性が一人で老後を暮らすことを意識し、リスクに関する感度が高い方たちであるからなのでは、と勝手ながら思いました。

また、保証人や手術立会人を誰にするのか、という問題など、お一人様ゆえの課題を肌で感じることが出来ました。今は配偶者や家族がいても、自分がいつお一人様になるかは分かりません。他人事ではないですね。

お一人様が困った時の強い味方に医療コーディネーターはなることが出来る、と思った講演会でした。

posted by 楽患ナース【治療や病院選びの強い味方】

先日、NPO法人V Age Network ?退職者の充実したシニアライフを考える会? にて 
「治療や病院選びの強い味方 ?医療コーディネーターのご紹介?」をテーマに講演の機会を頂きました。

講演では、参加者の方が実際にロールプレイを行う時間を設けました。
ロールプレイでは、医療コーディネーターに寄せられた相談を再現して、実際に自分が重い病気になった時、治療や病院選びをどのように行ったら良いかを考える機会を持ちました。

この日はさすがシニアの方、人生経験が豊富だなぁと感心する場面が多くありました。
若い方の場合は、通り一辺倒な回答が多い傾向にありますが、シニアの方は手を換え品を換え、多方面から問題点を捉えたご意見をお聞きして、私自身も大変勉強になりました。


posted by 楽患ナース【治療や病院選びの強い味方】

第7回ペイシェント・アクティブ・フォーラム
?がんのトータルケアー緩和ケアと統合医療について考える?
主催:ジャパンウェルネス

が開催されます。

<詳細>
日時 2009年5月23日(土)13:30?17:00(開場13:00)
   第1部13:30?15:30 基調講演
     患者と家族の希望をかなえる在宅ホスピスケアーなぜ家なのかー
         川越 厚(医療法人社団バリアンクリニック川越院長)
     がん医療における漢方の役割
         池上 文雄(千葉大学 環境健康フィールド科学センター教授)
   第2部15:45?16:35 セミナー
     セミナー1:禅僧ががんにかかったとき
         松濤 諦雲(大徳寺 龍泉庵 住職)
     セミナー2:在宅ケアを支える
         原 幸枝(日本赤十字広尾訪問看護ステーション 訪問看護係長)
     セミナー3:がんの痛みをやわらげる緩和医療のすすめ
         柳澤 博(戸田中央総合病院 緩和医療科部長)
場所 砂防会館別館シェーンバッハ・サボー(東京千代田区平河町2-7-5)
    地下鉄永田町駅有楽町線・半蔵門線・南北線)4番出口徒歩1分
   
定員 第1部400名/第2部各50名 (定員になり次第締切)

参加費 無料


以前岩本ゆりがジャパンウェルネスのサポートグループでファシリテーターをしていたご縁で今回のフォーラムの受付ボランティアをします。いらっしゃる方はぜひお声かけ下さい!

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リレー・フォー・ライフ(RFL)JAPAN 2008 in 新横浜 が9月14日・15日に日産フィールド小机で行われました。

私たちは チーム「アナグロ」に参加。このチームの理念は「越境」。患者さん、友人、家族、支援者などなど、多様な立場の方たちで構成されたチームでした。

RFLへの参加は初めてで、一日目の午後だけの参加でしたが、非常に思い出深い経験となりました。

参加し始めは、トラックを歩き、いろいろな催し物を眺める、というスタイルに少し戸惑いがありました。しかし、夜のルミナリエの準備が始まり、参加者の思いを書いたリミナリエバッグがコースに並べらると気持ちは一変しました。
バッグの一つ一つには、真摯なメッセージが込められていました。今がんで戦っている人、卒業した人への思い、悩み、希望、病気への畏敬、など、メッセージを読みながら歩いているうちに、ここに集っている大勢の人達の思いが伝わり、一つの大きな思いを紡ぎながら歩いているように感じてきました。まるで日本の灯篭流しのようでした。夜の部にも参加出来たら、もっと思いは深まったように思います。

がんは眠らない、だからRFLは24時間リレーです。でも、出来る時間に可能な範囲で歩く、ということもできます。がんに関係ある人もない人も、がんに思いを馳せる機会として、来年も各地域で続いていってほしい、そして自分も参加し続けていくことで小さな力になりたいと思っています。

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リレーフォーライフにて、医療コーディネーターによる無料相談会を行います。ご希望の方は直接現地にお越し下さい。※ただしリレーフォーライフへの参加費が1000円程度かかります。

日時:9/14(日)14:00?17:00
場所:新横浜公園内 日産小机フィールド メインステージの対面、バックストレート辺り

なお、リレーフォーライフは9/14?15の2日間開催されます。
詳細はこちら


リレーフォーライフとは、
1985年にアメリカ・ワシントン州シアトル郊外で、アメリカ対がん協会のゴルディー・クラット医師が始めたイベントです。マラソンが得意なクラット氏が大学の陸上競技場を24時間回り続けるなか、友人たちは30分間だけ医師と一緒に回るごとに25ドルずつ寄付しました。その結果、1日で2万7千$が集まりました。

参加者を増やすために翌年からは医師、患者やその家族、友人が数人ずつのチームを組むリレー形式になりました。24時間歩き続けるなかで、参加者の間にがんと闘う連帯感が生まれたのです。

単なる資金集めのイベントとしてではなく、地域社会全体でがんと闘うための連帯感を育む場としてリレー・フォー・ライフは大きく広がり、現在では全米4000カ所以上、世界20ヶ国以上で行われるようになりました。

開催方法は様々だが、共通するプログラムとして「サバイバーズ・ラップ」(がんと闘う人たちの勇気を称え、がん患者やがんを克服した人たちが歩く)、「ルミナリエ」(がんで亡くなった人たちを偲び、一人ひとりの名前を記した紙袋の中にろうそくを灯して並べる)などがあります。ほかにバンド演奏、ゲーム、バーベキューなど様々なイベントで盛り上がります。

そして2006年から日本でも毎年開催されています。

先週の土曜日は、日本疾病管理研究会第18回例会で講演をする機会を頂きました。

今回の会では、「がん」という今大変注目されている疾患において、それを取り巻いている状況がどう変化しているのか、どのように疾病管理は行われているのか、について考える機会となりました。

私は、自身の実践報告をさせて頂きました。私の実践とはすなわち、がんの臨床における意思決定支援の実践です。
がんの疾病管理が行われるにあたりその前提として、患者さん側は、まず疾病管理の目標は何か?を明確にする必要があると思っています。しかし現場ではその前提を考える機会がないままに治療を受けている人たちがほとんどです。より良い医療を受けるため、まずは自分自身が納得のいく医療は何か?自分らしい医療とは・生き方とは何のか?を知る必要があります。医療コーディネーターは、まさにこの前提を支える役割を担っていると考えております。


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昨日の「開業ナース大集合」は、開業ナースを実施している人と、ナースの開業に興味のある人が一堂に集まった、非常に熱気溢れる会でした。

そもそも開業ナースとは何なのでしょうか?
「現代看護 キーワード辞典」には詳細に定義づけがされているそうです。しかし、私はあえて村松静子さん(在宅看護研究センターLLP代表・看護コンサルタント株式会社代表取締役)の提唱されている素の文をご紹介したいと思います。こちらの方が、心にすっと言葉が入ってくるからです。

『開業ナースとは、プロ意識を持ち、その時代にマッチした看護機能を核とし、さまざまな形で独自事業を展開していくナースのこと。』

今日は本当に様々な形での独自事業を垣間見ました。宅老所の運営、老人ホームを建築し、そこへ医療保険や介護保険を駆使して訪問に伺う人、がんのターミナルに立ち会い、家族と川の字になって泊まり込みをする人、重症心身障害児へのケア施設を運営する人、そして私のように意思決定支援をする人。

すでにナースとしての開業は様々な形で実現されているのではないかという意見が松村さんからあがりましたが、私もそう実感しました。後は、制度が付いてくるのでしょう。

今日は聴衆に元看護協会常任理事で参議院議員選挙にも立候補された山崎麻耶さんがいらしていて、急遽パネルディスカッションに加わりました。山崎さんのおっしゃった、「訪問看護はゲリラ戦です。それが出来なければ訪問看護師は出来ません」という言葉、私は秀逸だと思いました。

私は、「訪問」という単語を外しても良いと思っています。ナースは目の前の勝利(患者さんの満足)を得るために、手を替え、品を替え、使えるリソースを繰り広げて、日々ゲリラ戦を闘っているのだと思います。訪問看護も、初めは一人の看護師の戦いから始まり、徐々に社会に認められて、最後には国の制度となっていったのです。

正しいと信じたことを、目の前の患者さんが必要としていることを一つづつ積み上げていこう。そうすれば、社会がその成否を判断してくれる。そう信じることが出来た会でした。


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先週末、第3回医療決断サポーター(支援員)養成講座の講師を務めてきました。

その日は、午前中の医療メディエーション(和田仁孝先生)の講義を聴講するために早朝から福岡へ向かいました。講義は本当に素晴らしいものでした。和田先生の講義では、「医療における意思決定とは何か」をすっきりと分かり易く説明して頂けました。そもそも医療における意思決定とは何か、については私もいろいろと調べてきましたが、体系化されたものが見つかりませんでした。そうしたことからも、和田先生の講義は非常に貴重だったと思います。医療メディエーションの考え方そのものも、とても興味深いものでしたが、それに関しましてはまた別に記事を書いてご紹介させて頂きたいと思っています。

また、講義の後は講座の責任者である稲津医師と数名の受講生、そして波多江伸子さんと懇親会へ。
講義の時にはあまり積極的な反応が戻ってこなかったので伝えたかったことが伝わったかな?と少し心配になっていた私でしたが、懇親会ではお一人お一人が講義の感想や今の仕事のこと、MDSをどのように生かしていきたいと考えているのかなどをお話下さり、嬉しく感じました。今の勤務先で今後どのような果実を実らせて下さるのかとても楽しみです。

また、波多江さんとは以前よりお知り合いではありましたが今回が初対面でした。想像していたよりもとても若々しくて、エネルギーに満ち溢れた方だったことが印象的でした。いつも誰かの死を看取る活動をしていて辛くはないのか、と誰かが波多江さんに問うと、答えは「NO」。波多江さんが立ち会う死の現場は、想像よりも明るく、「死ぬこともまあいいんじゃないか」と思えるようになっていくとか。いつも本気の人間関係を結んでいるからこその言葉だと思います。交わした言葉の数々が今も私の中にたくさん残っています。短い時間しかお会いできなかったことが本当に残念でした。

今回の福岡滞在は、前を向いて歩いていくパワーの御裾分けをして頂いた刺激的な時間でした。


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ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリング”に参加しました。日本語でいうと”社会企業家の集まり”といったところでしょうか?刺激の多いイベントでした。一番印象に残ったコメントを紹介します。とあるロハス系雑誌の編集長の言葉です。『社会企業家というと高尚な人という響きがあるが、始まりは2タイプあって、最初から明確な問題意識があって活動している人、もうひとつは、ひとに引っ張られて活動している内にそれが結果として社会起業だったというケース』。ちなみにその方は後者だそうです。その話をきいてスーッと肩の荷がおりたようです。僕はパートナーに引っ張られてこの世界に入ったくちなので、他の方々とはとても毛並みが違う、という思いがあったのですが、それよりもむしろ今の活動一つ一つが重要なのだと。


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9月22日(土)、23日(日)9時?17時までの2日間、第2回 楽患ねっと認定医療コーディネーター養成講座を開講致します。

医療における意思決定支援に興味のある方、また実践をしたいと思っている方、 info@rakkan.net まで御連絡下さい。講座内容詳細をお送り致します。また、この講座の応募基準は、臨床経験5年以上の看護師および受講前に面接を受けられる方です。受講までの流れの詳細はこちらからご覧下さい。

新しい仲間との出会いを楽しみにしております。

10月21日(日)主婦会館にて「開業ナース大集合」が開催されます。開業ナース大集合への道のりについては、以前楽患日記で書きましたので こちら をご覧下さい。

上記にはまだ記載されておりませんでした当日の詳細が決まりましたのでご報告します。詳細はこちら(PDF)をご覧下さい。

実は、地域を支えるナースの実態報告ということで、私も出演します。当日おこしになる方、もしよろしければ是非お声を掛け下さい。同じ志を持った方々とお会いでき、そして夢を語れることを楽しみにしております!

また、後半のシンポジウムでは、飯島惠道さんが出演されます。飯島さんは尼僧であり、ナースです。今は東昌寺というお寺の副住職です2001年に恵道通信という連載を医学書院でされていて、私はその連載のファンでした!!初めてお会いできるということでワクワクしています。また、緩和の世界では有名な太田秀樹医師もいらっしゃいます。多彩な顔ぶれに菅原さんの迫力のトークが楽しみです。皆様、ぜひ御参加下さい。お待ちしております。


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昨日は箱根にて、某企業の研修会で医療コーディネーターに関する講演を行いました。

講演では、乳がんの患者会ブーゲンビリアの内田絵子さんとご一緒しました。内田さんの研究テーマの一つは、がんの相談業務。その関連で、昨年・今年と東京のがん拠点病院における相談支援センターを覆面で調査したそうです。その中で、建物が古いけれど、東京一光っているナースがいた拠点病院があったとのこと。そのナースの素晴らしさは、相談室に案内されてすぐに言われた言葉ににじみ出ていた、と内田さんは語られていました。

その相談室のナースは、「私はこの相談室が、患者さんが安心して泣けるような場所にしたいのです」と言ったそうです。

私は医療コーディネーターとして患者さんのご自宅に伺い、家族を交えて相談に乗る時一番大切にしていることがあります。それは気持ちを解放すること。その場に居合わせた全員が本年で語り合い、これまでの辛さを吐露しあい、お互いが同じ方向を向いて病気に向きあっていけるようにできたら最高だと思います。泣く、という行為は自分を素にし、相手の心を動かし、次のステージへと進む原動力になります。東京一だと言われた相談室のナースは、きっとそのことを知っているのだと思いました。

そして、内田さんという患者体験者であり、患者会の主催者として大勢の乳がん患者さんの声を聞き続けてきた方が、泣くことの大切さを語って下さったことは、本当に心に残りました。患者さんの声を聞くことは、自分自身の活動への振り返り、そして評価になると改めて思った出来事でした。


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『医療コーディネーターサービスは自分の役に立つのだろうか?』という方いらっしゃると思います。医療コーディネーターによる無料対面相談(予約制・お1人30分まで)があります。お気軽に電話もしくはメール連絡下さい。

電話:
03-6806-3920

予約電話受付時間:
午前10:00-午後5:00
月~金 祝日を除く

メール:
info@rakkan.net

日時:

2013/2/2(土)
10:00-10:30

2013/3/9(土)
10:00-10:30

2012/4/6(土)
10:00-10:30

場所:
楽患ナースオフィス(東京都西新井駅3分)