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医療における意思決定支援資料室 アーカイブ

2007年08月18日

最良の医療を受ける9カ条 (岩本ゆり)

MDアンダーソンの上野准教授の講演からの記事です。こうした輸入物はSPIKES(引用はPDFです)の時のように一気に広がる可能性が高いです。

最良の医療を受ける9カ条

特に第一条は当たり前のものとして患者さんに認識されると良いなと思いました。「ほとんどのがんは慢性病」ということが通説となり、不必要な焦りが減ることを願います。

というのも、病院都合で入院を決めたり、手術を勧める際によく使われるテクニックに、「早いうちに悪い物は取っておかないといけませんね。」という言葉があります。この言葉に踊らされると、セカンドオピニオンも意思決定も吹き飛んで、即入院・即手術となってしまいます。そこから医療者任せが始まるのです。

ですから、このような状況で、どう冷静にIC(インフォームドコンセント)を受け止め、意思決定を実践していくのかが、がんの初期には重要なポイントとなります。このようなサポートは、医療コーディネーターの重要な仕事の一つです。この9カ条が、正しいICへの道を開くきっかけとなりますように。

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2007年08月19日

医療における意思決定に関する資料 (岩本ゆり)

医療における意思決定、自己決定とは何か、という問いに答える資料を見つけることは非常に困難です。良・質共にベストなページを一つ御紹介します。

医療における意思決定に関する資料一覧はこちら

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2007年08月22日

オタワ個人意思決定ガイド (岩本ゆり)

意思決定支援と言えば外せないのがこの「オタワ個人意思決定ガイド
難しい決断を迫られている人のためのガイドです。
意思決定に関わる人たちに自分の考えを伝える際の手助けをします。


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2007年08月23日

医療における意志決定支援第1回 (岩本ゆり)

楽患ねっと主催の多職種交流勉強会NON(Not only nurse)では、2007-2008 年間テーマ を「医療における意志決定支援」としております。

第一回のゲストは池田和子さん。御話のテーマは、国立国際医療センター エイズ治療・研究開発センター患者支援調整官としての実践より、エイズ治療における意思決定の実際でした。
基本に立ち返るお話で、気づきも多いものでしたのでご紹介致します。

第6回 NON定例会の報告


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2007年08月24日

医療における意思決定に関する資料2 (岩本ゆり)

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医療における意思決定について詳しいページのご紹介

ナースの皆さんならご存知のサイト「ナースに役立つ種類のサイトとは?Nurse's SOUL」より

意思決定、意思決定支援、インフォームド・ディシジョンに関するページはこちら


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2007年08月28日

医療決断サポーター(MDS) (岩本ゆり)

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医療における意思決定を支援する人材を養成するために、ここ数年いくつか講座が開講しています。
そこで、その中の代表的な物をご紹介します。

まずは医療決断サポーター(MDS)。医師と患者の間に立ち、患者の「自己決定」を支える人材育成のため九州大大学院医学研究院医療ネットワーク学教室が「医療決断サポーター養成講座」を開講しています。受講者は、医療機関において患者さんの治療方針決定の場面に立ち会う医療有資格者(原則として医師、看護師、社会福祉士)。

この講座の目的は、
・インフォームドコンセントの場に立会い、医師と患者の橋渡しをする人材を養成します。
・日本の風土に適した医療決断支援のあり方について、情報交換を行います。

となっています。講座内容はとても充実しており、受講生の活躍へ期待も高まっています。
参考記事:患者の「自己決断」支援…サポーター奮闘(2006年1月25日 読売新聞)

MDSと楽患ねっと認定医療コーディネーターの違いは、中立的な立場であるか、ないかが主となります。MDSの場合は病院内で活躍できる人材を育成することに主眼を置いています。活躍の場として病院で勤務していることが現実的だとの判断からです。

ただこの口座は寄付講座ですので、いつまで継続されるのかは未定。御興味のある方は早目の受講をお勧めします。

現在は2007年 第3回医療決断サポーター(支援員)養成講座を開講中。 アメリカでの実践や患者さんの声、コーチングやメディエーションなど多様なプログラムとなっています。私も医療決断を実践をしている者として講師を務めます。授業をしての感想はまた終了してからアップしますのでお楽しみに。

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2007年08月30日

医療決断支援師(MDC/医療コーディネーター) (岩本ゆり)

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医療における意思決定を支援する人材養成講座のご紹介第2弾は医療決断支援師(MDC/医療コーディネーター)です。

MDCは、全国訪問健康指導協会が主催しています。全国訪問健康指導協会は、そもそも保健師や看護師の資格を持った相談員が各都道府県に在籍しており、健保組合・共済組合からの委託により、被保険者・被扶養者に訪問相談をするサービスの提供をしていました。この活動の中で医療決断支援の必要性を感じ、新しいサービス提供に到ったということでした。

第一回の講座募集要項はこちら(PDF)

MDCの講師は、寺下先生(寺下医学事務所代表)を中心とした医師が行っています。また、MDCは「受講終了後に全国訪問健康指導協会に登録して活躍することができます。また、寺下医学事務所にて医療決断支援医の補助としても活躍することができます。」「国を網羅する独自のM.D.C.協力医ネットワークで、良質な医療のご提供を支援いたします。」と謳われておりますように、医師との連携が強化されているようです。

独自の医師のネットワークがあることは、MDCの強みですね。


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2007年09月15日

緩和ケアにおける意思決定支援 (岩本ゆり)

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ナーシング・トゥデイ ●2007年10月号(Vol.21,No.11) の特集は、「緩和ケアにおける意思決定支援 一般病棟ナースだからこそできる! がん看護CNSからのアドバイス」です。

始めに「緩和ケアとは何か」を再考し、その上でケアの場面を3つに分けて、それぞれの場面での意思決定の方法と成功事例を紹介しています。非常に実践的な内容で一読の価値ありです。
がん看護CNS(専門看護師)の持つ「実践」「相談」「調整」「倫理調整」「教育」「研究」の6つの役割の実際を知る、という観点からもお勧めです。

余談ですが、今回の雑誌の表紙は、楽患ナースにも所属しています堀泉さんです。


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2008年05月09日

患者が納得のいく治療や療養方針を選択する(医療における意思決定)ための推奨手順

 画像をクリックすると詳細拡大します

患者が納得のいく治療や療養方針を選択するため、当該プロセスをふむことを楽患ねっとは推奨しています。そして、必要に応じて1人の医療コーディネーターが全プロセスを支援します。

気持ちが動揺しているときには医師の説明が頭に入らないことは往々にしてあります。また、診察のたびに細切れに医師と話し合いをしますので、自分の病気について全体像を考える機会は意外とないものです。まずは落ち着いた環境で今一度医師の診断や病気の説明を振り返ります。

次にこの病気が生活にどのように影響するのか他の患者の事例を交えてお伝えします。その上で今後ご自身が病気を患うものとしてどのように生きていくのかをふまえながら、治療や療養に関しての希望を纏めていきます。その際の治療や療養に関する選択肢は、一般に公開されているものや医療機関に問い合わせた情報、他の患者の事例などを交え、分かりやすくお伝えします。

最後にご本人の希望を医師に伝え、実際の治療・療養を実行するわけですが、その際に医師の説明をわかりやすく伝える、ご本人の思いをもれなく医師に伝える、といったコミュニケーションの支援を、診察やセカンドオピニオンの場に同席することで行います。

そして全てのプロセスを通じて大切なことがあります。それは、冷静に現実を頭で考えて行動を決定するのではなく、ご自身の内面にある不安や悩み、怒りなど気持ち(本音)に向き合うことです。正しいと思う選択をしても、その選択に気持ちが追い付いていかなければ立ち止まる時がやってきます。自身の選択に気持ちも納得できるか、ということを考えることはとても大切なプロセスです。時に気持の納得には時間がかかることもあります。御自身の思いを表出し、頭も気持ちも納得できるよう支援します。

プロセスに照らして、患者本人がいまどこにいるのかを知り、さらに何を考える必要があるのか、といった今後の道しるべとして役立つことを期待してます。

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